奥会津、春の尾瀬・燧ヶ岳へ

岩手でも各地で山開きが行われているが、先月の20日には福島県と群馬県の尾瀬国立公園でも山開きが行われたらしい。いよいよ東北の最高峰「燧ヶ岳」への登山が可能になったので…。

尾瀬へはだいぶ昔の11月、福島県側の登山口「御池」まで行ったことがあるのだが、燧ヶ岳は未だなので今回は燧ヶ岳の登山目的で行って来た。いつものように東北道を経由。御池登山口に着いたのは、夜の10時近くでした。御池登山口の有料駐車場には既に多くの車が停まってました。よく見ると「山口」や「北九州」等のナンバープレートを付けた車も見られます。さすが全国区の尾瀬国立公園だなぁって思いましたが、平日だったからかまだ時期が早いからか分かりませんが、予想していたよりは空いていました。

今回のコースは御池登山口〜沼山峠〜大江湿原〜燧ヶ岳のコースですが、御池登山口から沼山峠までは通行規制が行われています。なので御池登山口から沼山峠までは30分間隔で出ているシャトルバスを利用しなければいけません。バスの始発は午前4時半。なので翌日は午前4時に起床。4時半出発のシャトルバスに乗るつもりでいたのですが、もたもたしているうちに時間になってしまい、結局5時発のシャトルバスに乗ることになってしまいました。ちなみに料金は大人片道500円でした。

沼山峠からは立派な木道の登山道を歩いて行きます。周囲はオオシラビソの樹木。岩手の山で言えば裏岩手縦走路、八幡平周辺みたいな感じかな?しばらく行くと下りとなって直ぐに大江湿原に出ました。少しだけ水芭蕉が咲いていましたが、時期が早いようで上の写真のようにあとは何もありません。(笑

木道を坦々と歩いて行くと右手にこれから目差す燧ヶ岳がいい感じに見えます。それから直ぐに長蔵小屋手前の燧ヶ岳の分岐点なのですが、さすがここまで来ると早朝にもかかわらず多くのハイカーがいました。

何もない寂しい風景なので、デジカメで適当にパチパチ撮って燧ヶ岳へ向かいます。燧ヶ岳分岐からはまたオオシラビソの林。すると直ぐに今回歩く「長英新道」の分岐に出、ここからは本格的な登山道になりました。途中、所々に残雪がありましたが、樹木に目印があるので迷うことはなさそうです。しかし登山道がグジャグジャのぬかるみでとても歩きづらいです。下調べで分かっていたことですが…。

歩きづらい登山道を1時間半程でしょうか歩いた頃、ようやく展望がきくようになりました。眼下には尾瀬沼が見えます。その後、結構急な登りが少し続き登りきった所がミノブチ岳でした。ミノブチ岳からは燧ヶ岳の本峰までは直ぐです。が今回はこの歩きづらい登山道で結構疲れてしまい頂上まで凄く遠く感じました。しかし何とか無事頂上へ。当日はまあまあの天気だったので頂上からは360度のパノラマ。日光白根山、男体山、谷川岳、会津駒ヶ岳、越後の山、至仏山等、近くの山は全て見渡せました。

燧ヶ岳は俎板グラ(まないたぐら)、柴安グラ(しばやすぐら)など5峰からなる山だそうです。頂上には大きな岩があり眺めは素晴らしいものでした。三角点があるのは俎板グラですが、最高地点は柴安グラ。柴安グラは俎板グラから20〜30分で行けます。

下山は俎板グラから御池へ直接降りるコースを行ったのですが、予想以上に残雪がありました。急な雪渓で滑ってしまったら一気に下まで滑って行きそうなくらい急でアイゼンが無いとちょっとって感じでしたが…。まぁ、でも無事に通過。しかし慎重に下らないと下山にはちょっと危険なコースです。初心者の方は残雪がある時は下りに利用しない方が良いと思います。

雪渓を3つ程下った後はまたオオシラビソの林。雪が結構残っていて、沢沿いの登山道はとても歩きづらかったです。途中の熊沢田代からは俎板グラが綺麗に見えます。その後、広沢田代などの湿原を通って御池まで行くのですが、結構急な登山道で最後には膝にきたぁ〜って感じでしたが、天気も良く周辺の山々が見れたので良い山行だったと思います。ネイチャーラヴァリポートでした。